小林楠奈

〔必見〕「幸せの条件 ぼくたちはここにいる」~第49代模擬裁判に向けて語っていただきました~

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今回YUM!は12月4日(土)に開かれる第49回目の模擬裁判公演について、取材を行いました。

取材にあたり、49代委員長の菅野光平さん、演出の木村晃成さん、広報の斎藤佳穂さんにお話を聞かせていただきました。

 

今回の模擬裁判公演のテーマはズバリです。

 

 

Qなぜ今回の公演テーマとして、「同性婚」を取り上げようと思ったのですか?

菅野:多くの候補がありましたが、部員たちの間で何度か投票をして、同性婚というテーマに絞りました。「同性婚」を取り上げるにいたった理由としては、最近メディアなどでLGBTQやSOGIという見慣れない言葉を見たり聞いたりすることが増えたと思います。そういったなかで、性的少数者の方々は実際どのような問題に直面しているのかということを我々はきちんと認識できているのだろうか、と思うようになったわけです。そこで、日本の法律・憲法上で性的少数者の人々が置かれている現状を考えてみようということになり、今回のテーマに「同性婚」を選びました。

 

 

Q公演を企画するにあたり、どのような準備をこれまでしてきたのでしょうか。

菅野:ここ五年間くらい前回の公演「血婚」のように、殺人のケースとかを扱う刑事裁判をやることが多かったのですが、今回はテーマが「同性婚」ということで、久しぶりのさらに国を相手取った民事裁判に臨んだわけです。国相手でさらに久しぶりの民事裁判ということで、勉強することは多くありました。ですので、今年の1月あたりから勉強会を開いたのももちろんですが、コロナに気を付けたうえで弁護士の方や地方裁判所のほうに取材に行き、実際に脚本の添削までしていただきました。

 

Q同性婚についてどのような点が論点になるとお考えですか?公演のネタバレにならない範囲で教えていただきたいです。

菅野:論点は大きく二つあると思うのですが、まずその一つ目が憲法上の問題です。関係してくる条文としては憲法24条と14条です。争点として、24条は両性の同意のみに基づいた婚姻について規定したいますが、「両性」とはなんでしょう。私は法律コースですでに憲法を習っているので、「両性というのはね、、」となりがちですが、改めて両性をどう考えるかというのが一つの論点なのではないでしょうか。14条に関しては法の平等というのがあって、男女の平等はもちろんのことですが、異性婚と同性婚の差に関してはどうなのか、というのも考えなければなりませんね。もう一つの論点としては、感情的な話になってしまいますが、やはり性的少数者の方たちを取り巻く環境というのはとても厳しいものでして、少数者の方々はやはりまだまだ平等には扱われていないのですよ。だから、今の日本が性的少数者をどう扱っているのか、そして今後どのように扱うべきか、そのためにどうすべきかを考えることがもう一つの論点になると考えております。

 

Q今回は論点の二つ目にあるように、少数者が直面する問題に対して道徳面でも研究なさったということでしょうか。

脚本部長:そうですね、今回の同性婚訴訟は全国で展開されているのですが、東京で実際に原告団として参加されている方にZoomでお話をさせていただきました。実際に当事者の方のお話を伺って、われわれで解釈して今回の公演に取り入れていくという活動もしていました。

 

 

Q最後に、今回の模擬裁判の出来栄えについてコメントお願いします。

菅野:やはり我々にとっては初めての民事裁判ですし、間違っていないだろうかと思うことも何度もありました。お手本がないので。ちなみにこれは余談なんですけど、やはりコロナのせいでいろいろな許可取りが大変でした。申請、許可、申請、許可といった感じで大学側と何度も交渉したりしてやっと取材にこぎつけたりと、、。出来栄えですか、100点満点ですかね!今までは判決が長かったりして劇も退屈だったと思いますが、今回はそういったところも全部こだわってできるだけ飽きさせないように、お客さんに受け入れられやすく劇を工夫しました。裁判というのはやはりとっつきにくいとおもうので、お客さんが見やすくなるように、なぜ裁判にまで至ったかという過程を日常シーンで劇としてしっかり描きました。今までとは一味違う模擬裁判をお届けできると思っております。

 

【公演詳細情報】↷

日時

2021年12月4日(土)

昼の部 開場12:00 / 開演12:30~

夜の部 開場17:00 / 開演17:30~

会場

山形テルサホール

料金

前売券 300円 / 当日券 400円

(高校生以下無料)

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