よねやま

教員紹介:山崎彰教授(人文学部人間文化学科)

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3年ほど前に更新が止まっていた(ごめんなさい)、「教授紹介」というこの企画。

この度、約3年の年月を経て復活しました!

毎日の講義でお世話になっている山形大学の先生方のあんなことやこんなことを

もっと知りたいという声にお応えする企画です。

学生の教授に対する様々な質問や疑問を取材することで、教授を様々な視点で紹介していきます。

ぜひ、山形大学生はもちろん!

大学進学を考えている高校生! 受験生! 子供たちを見守る保護者様!

そんな皆様に見て、知って、考えていただけたら幸いです(*^^*)

 

今回紹介するのは人文学部人間文化学科の山崎彰先生です。

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Q 専攻分野について教えて下さい。

18世紀から19世紀のドイツのブランデンブルク地方の農村地域を研究しています。

ちなみに農村と言っても、日本と違って農民だけの世界ではなくて、貴族も存在しています。

そのような貴族や田舎の地方都市だとかを専門にしています。

 

ヨーロッパって世界中の中で一番近代化した地方。

都市化や工業化が顕著であったのですよね。

ところがその一方でヨーロッパほど農村が活性化している社会はない。

貴族なんかも農村に住んでいる。

そこで近代化と農村が共存しているというヨーロッパの謎に魅せられ、この研究を志しました。

それから、元々ドイツの小説が好きだったりしてドイツに関心がありました。

そのため、大学時代にドイツ史に興味を持ち研究し始めました。」

 

Q 研究者になったきっかけを教えて下さい。

「20歳ころはまだ自分のやりたいことが明確には決まっていませんでした。

ドイツ史がやりたくて大学に入ったが、しっかり研究し始めたのは4年生になったあたりから。

4年生の進路決定の際に一生懸命打ち込んでいたのが研究だった。

この先、自分が研究者としてやっていけるか試したくなったので。

 

最初の2、3年は辛いこともあったが、やっていくうちに楽しくなっていきました。

それから研究の世界に没頭するようになっていきましたね。」

 

Q 歴史学を学ぶ意味について先生はどのようにお考えですか?

「個人のこともそうですが、記録をとっておかないといつの間にか消えてなくなってしまいますよね。

人類が今まで積み重ねてきた経験や体験、失敗は沢山あります。

歴史学はそれを記録して整理していく学問であり、将来に繋げていくという意義があると考えています。」

 

Q 研究者として活動する上で大変なことを教えて下さい。

「時代に合わせて研究のレベルがどんどん上がっています。

その水準は私が研究者になった当初とは全然違いますね。

そのレベルに合わせていくのが大変で、日々研究に取り組んでいます。

ヨーロッパ史には、外からの観点ということで、日本人の研究者や学生が熱心に研究する必要性があると私は考えています。

この思いが大変な研究する上で励みになっていますね。」

 

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Q 先生の出身地を教えて下さい!

長野県の小さな街です。とても穏やかで良いところです。

実はヨーロッパの農村と同じ規模の街なのですよね~。

だからヨーロッパの農村にも親近感が湧くのかもしれません(笑)」

 

Q 大学時代は、どんな学生生活を送っていましたか?

「実は学生時代はあまり真面目な学生ではありませんでした(笑)

最初は将来の展望が上手く描けなくて…

正直最初の何年間は何をしていたのか覚えてないです(笑)

毎日友達と遊んだり、お酒を飲んでいたり…充実はしていたけどね!(笑)

4年生になったあたりから真剣に勉強し始めました。

そのあとは研究に学生生活を捧げました。」

 

Q 趣味を教えて下さい!

色々な街を巡ることですかね~。

実は私は、田舎と呼ばれる穏やかな街が好きなのです。

観光地とか特別なところではなくて、普通の街ね(笑)

そういったところの昔から続いているお店などを巡ると癒されます。

1つ1つの街に物語があるのですよね。

よく学生で、『私の故郷は何もない』なんて言う学生がいるけれども決してそんなことはないと思う。

それぞれの街に素敵なところがあります。

そんな街を訪れるのが趣味ですかね!」

 

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Q おすすめの休日の過ごし方教えて下さい(笑)

「山形は素晴らしい温泉が沢山あるので、温泉巡りですね~。

疲れも吹き飛びます!

私は毎週、妻と一緒に温泉に行っています。

個人的には山形ビックウィングの近くの温泉がお気に入りですね(笑)」

 

Q 最後に山大生にメッセージをお願いします!!

「若いうちに失敗を沢山してほしい。

今の学生は世間でも言われている通り、先の見えない厳しい状況に置かれていると思います。

これから先、沢山の困難が皆さんを待っているかもしれません。

しかし、どんな時でも決して諦めないでほしいです。

人間は常に生きがいはあるし、努力していると可能性は開けていきます。

だから、若いうちに色々な経験を積んでほしいのです。」

 


山崎先生、お忙しいところありがとうございました!

YUM!では取材してほしい先生を大募集しています。

皆さんの気になる教授を教えて下さい(*^^*)

yum_yamagatamagazine@yahoo.co.jpまでご連絡を~♪

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