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山大生の大富豪事情・・・

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 皆さんはトランプゲームの大富豪をご存知でしょうか?

 

地域によっては大貧民という呼び名でも親しまれているこの遊びは、数々のローカルルールが存在することでも有名です。

実際にヤムのメンバーでプレイした際も、ゲームの呼び方の違いはもちろんのこと、ジョーカーやジャックの持つ効果といった、戦略の核心にかかわる事柄にまで、実に多くの差異が見受けられました。

今回はメンバーの出身地に存在するローカルルールのいくつかを紹介していきたいと思います。


その一、「8きり」

その名の通り8のカードを出すことにより、カードを切ることができるというもの。

しかし場にカードがないにもかかわらず、8を出すことはできるか、また8を出して上がるのはありかという点で地域別に解釈の違いがあるようです。


その二、「ジャックの効果」

場にジャックが出されると、数字カードの強弱が逆転するというもの。

「イレブンバック」と呼ばれることもあります。

この効果を認めるか否かということや、効果の発動は任意かなどで意見の相違があるようです。


その三、「7渡し」

場に出した7の枚数だけ次の人に任意のカードを渡すことができるというルール。かなり勝負を左右するような・・・


その四、「10捨て」

場に出した10の枚数だけ手札を除外することができる。

これまた大胆なルール。


その五、「5とび」

5を出したプレイヤーの、次のプレイヤーのターンが強制的にスキップされてしまうというもの。出した5の枚数によって、次、次の次といったようにスキップされるプレイヤーが変わる。


その六、「スぺ3」

スペードの3はジョーカーよりも強いというルール。

ジョーカーが他のカードと併用されずに使用された際に、スペードの3を出すことにより、ジョーカーを切ることができる。

またスペードの3を持つプレイヤーからゲームを始めるという慣習もあり、その場合には上記のルールが適用されなかったりするが、その辺はあいまいである。


その七、「しばり」

 

たとえばハートのカードが2回続けて場に出された場合 、次のカードもハートでなくてはならないというもの。3回目からしばりになるという考え方もある。

またマークに加えて、数字の方もしばるという「劇しば」というものも存在しする。いかがでしたでしょうか。


その8、「階段」

1,2,3、のようにひと続きの順番のなった三枚以上の同マークのカードを一度に場に出せるというもの。

4枚以上同時に出した際に、以降のカードの強弱が逆転する「革命」扱いになるかどうかは解釈が分かれる。


その9、「ジョーカーあがりなどについて」

いわゆるジョーカーやエース、2などといった強力なカードを最後に出してあがるのはありかという問題である。

出身地の異なる者同士が大貧民をプレイする際に一番もめるのがこれであると思われる。


その10、「都落ちなどについて」

大富豪以外のものが最初にあがった際に、これまでの順位がすべて逆転するという現象のことを都落ちという。

逆に大貧民が大富豪になった際も同様の逆転現象が起こるが、こちらは大革命などと呼ばれる。


大富豪にはほかにもたくさんのローカルルールが存在しています。

遊ぶときは各地域のルールをお互いに尊重して、楽しく遊んでくださいね。 

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