こんにちは~!
今回は受験生の皆様に向けて、
私の体験談(失敗談?)から学んだことを書こうと思います。
今までも1年生が体験談を書いてくれていますが、今回は箸休め程度に見てくださいね(笑)
簡単に自己紹介をします。
申し遅れましたが、私は人文学部人間文化学科3年の米山という者です!
・出身校は「文武両道」が校是のよくある高校
・文系教科が得点源。数学は天敵
・高校時代は吹奏楽部に所属
・よく寝るよく食べる。受験期のストレス発散方法はひたすら食べること。(結果+4kgに…)
いきなりですが私が声を大にして皆さんに伝えたいことは、
受験地には時間に余裕を持って到着する必要があるということです。
特に天気予報で「大雪」などと、予報されているときほど…。
山形県は暴風雪が発生すると陸の孤島となってしまう場合があります。
そうすると、JR奥羽本線の上下在来線、仙台と山形を結ぶJR仙山線は運休に、
仙台と山形を結ぶ高速道路も封鎖されてしまうことが!!!(私の記憶だと実際に2年前も起こりました)
そのようになってくると、山形に行くことがなかなか難しくなってしまうのです。
なので「もしも」の場合を想定して、受験地には余裕を持って到着することを強く!おすすめします。
以下私の体験談なので、お時間のある方は目を通していただけたら幸いです(笑)
3年前の国立大学前期入試前日の2013年2月24日…
私は朝早く、母と共に地元の秋田を出発し、お昼過ぎに山形に到着する予定でした。
在来線(奥羽本線上り)の電車で山形まで上ってくるルートでした。
人間文化学科の前期入試科目は小論文。
山形に到着してからも時間はたっぷりあるので、ゆっくり復習しようと思っていましたが……!?
~AM 7:00~ in 地元
家を出たときの印象は「とても吹雪いているな」というものでした。
家から最寄りの駅に着くまでにホワイトアウトが発生し、危うく国道7号線で遭難しかけました。
なんだかんだ、無事に駅につくことができ、秋田駅へと向かう電車に乗り込みました。
しかし、中間地点まで乗ったあたりで吹雪のため電車が停止!!
「これじゃあ昼過ぎまでにはつかないね」と母親と話し、小論文のテキストに目を通していました。
~PM 12:00~ in秋田
なんだかんだ無事秋田駅まで到着。
しかしここで最初のハプニングが!!
「秋田~山形間終日運休!!!」
駅員さんから新幹線こまちで一度仙台へ抜けてそこから仙山線で山形へ行くように言われました。
当時は山形と仙台の距離が近いことを知らなかったので、
「!?」と思いつつ新幹線こまちに乗り、仙台へ向かいました。
新幹線のバック走行が苦手な私。この時ももれなく酔ってしまい、勉強どころではありませんでした。
~PM 3:00~ in仙台
仙台へ到着し、無事に山形へと向かう電車に乗りこみます。
思ったより長くなってしまった旅路に疲れて、
「寝て起きれば山形だな~」と思い、呑気に寝る私。
それから、少し時間が経って、車内がざわざわしているのに気づいて目が覚めました。
線路に雪が積もってしまったため、作並駅(仙台市内)から動けないとのこと…
一瞬すごく不安な気持ちになりました。しかし、それでも着くだろう!(どこからか来る希望)と思い、待ち続けました。
ちなみに、この電車で待っている時間に何故かお友達が出来ました。
たまたま近くに座っていた子が秋田出身で、山形県内の大学を受験する予定だという同じ境遇の子でした。
吊り橋効果(?)からかすぐに仲良しに(笑)
~PM 6:00~ in作並
結局電車は山形方面に動くことが出来ず、仙台に引き返すことに…。
しかしアナウンスが流れてからもなかなか電車は動き出しませんでした。
すっかり日も暮れてしまいました。
どうすることもできず、焦りと不安ばかりが募っていきます。
~PM 8:00~ in仙台
再び仙台に戻ってきてしまいました。非情なくらい綺麗な仙台の夜景。
実は山形~仙台間って10分おきくらいに高速バスが出ているのです。
当時はもちろん知らなくて、駅員さんに教えてもらい急いでバス停まで…。
バス停について愕然としました。
最後尾が分からないほどの長い列……………。
「もしかしたらそもそも大学を受験できないのではないか」という思いが湧き出てしまい、涙が出そうになりました。
そんな中、友達の提案でタクシーに相乗りして山形まで向かうことに…(タクシーの運転手さんごめんなさい)
荒れ狂う吹雪の中、峠を越えていきます。
果たして無事に山形につくのだろうかという不安に駆られていました。
~PM 10:00~ in山形
真っ暗(真っ白?)な峠を越えたら、街の明かりがかすかに見えてきました。
その瞬間本当に安心しました。ホテルについたら速攻で寝ました。
普段はメールを使わない父がこの時初めて、「無事についたか?大丈夫なのか?頑張れ」とメールをくれました。(旅の道中で携帯電話の電池が切れたため電話できず)
結局小論文の復習は出来ませんでしたが、それよりも無事に山形につけた喜びの方が大きかったです(笑)
このように非常に痛い目をみました…
なのでこの記事を読んでくれた受験生の皆様には同じ目には合ってほしくないです(;;)
万全の態勢で受験に臨めるようにしましょう!
センター試験、前期入試が終わると、卒業式がやってきますね。
卒業したくなくて寂しい気持ちを抱えている人、早く大学に行きたい人、地元を離れてしまう人…様々な人がそれぞれ色々な思いを抱えているのではないでしょうか。
高校生活はもう二度と戻ってこない眩しい青春時代です。(と私は思っています)
学校に行ったら必ずクラスメートがいる、仲の良い友達がいる、担任の先生がHRをする…そのような環境はおそらく高校生活が最後なのではないかなと思います。
ですので、残された少ない時間を一瞬一瞬大事にしてください!
みなさんに桜の季節が来ることを願っております(*^^*)
2023年5月11日
2023年4月24日