先日紹介したキャンドルナイトの後編です。
今回はNPO法人小さな天文学者の会主催の浴衣で天文台の様子について紹介します。
キャンドルナイトの傍ら、浴衣姿の人がちらほら…
インフォメーションセンターでは何やらイベントが行われている様子です。
中に入ると山大生や地域の人々でいっぱい!
小さな天文学者の会主催の「浴衣で天文台」というイベントが行われていました。
小さな天文学者の会は毎週土曜日の夜に星空案内という形で、やまがた天文台(理学部1号館最上階)にて星空案内人®が星空・宇宙を語るガイドツアーを行います。
通常は参加費200円かかるのですが、この日は浴衣で来場するとなんと無料で参加できるとのこと!キャンドルナイトのチラシを持って行っても無料というスペシャルデーでした(^^)
そして色々なお楽しみコーナーが企画されていました!
ちなみに星空案内人®・星空ソムリエ®は、天体についてガイドを行う人なのですが、この資格は小さな天文学者の会が認定している資格です。
山形での資格認定講座を実施しています。 資格認定講座は全国の団体がそれぞれ実施しており、その一団体です。
もともとは小さな天文学者の会が始めた制度ですが、現在は全国区となっています。
つまりこの資格は小さな天文学者の会発祥のものなのです!
そして資格認定者は山形大学理学部教授、柴田晋平教授から認定書を授与されます。
この日も星空案内人®に認定された人のために授与式を行っていました。
ちなみに先ほどからこの「®」のマークにお気づきの方もいると思いますが…
星のソムリエ®は山形大学の商標登録だそうです!
山形大学の誇りですよね(*´`*)
それでは今回のイベントで行われていたコーナーを紹介します!
●公開天文台
星のソムリエ®が星空の説明や望遠鏡での天体観察を行います。
理学部1号館の最上階へ。
途中の階段には天体のイラストや写真が…!
そして天文台に到着。
この日も星を見ることが出来ました。
山大生だけではなく、地域の皆さんも楽しんでしました。
●学生チーム「TWOS」コーナー
学生チーム「TWOS」がお楽しみコーナーを準備しました。
内容は「星空ジェスチャーゲーム」と「ポケットユニバース~家に宇宙を持ち帰ろう~」
参加者たちは楽しそうにゲームをしていました。
親子連れも多くみられました!
●宇宙辻説法
柴田教授が宇宙の素晴らしさを説法するコーナーです。
YUM!メンバーも説法されてきました。
何故かそこにはピアノが…
宇宙の話なのになぜピアノ…?疑問を持ちながら話を聞くと…
柴田教授(以下柴)「惑星と惑星との間の距離を音階で表すことが出来るのです。
それを色々な惑星に当てはめると宇宙の音楽が出来るのです。
とても不思議な響きですよ。素敵です!」
YUMメンバー(以下Y)「とてもロマンチックですね…なんだか宇宙のロマンを感じます。」
柴「気になる方はアルマ・ミュージック・ボックスというサイトを検索してみてください。誰でも聞くことが出来ます。宇宙のイメージがわいてきますよ~。」
Y「早速検索検索…音楽と宇宙が結びつくなんて神秘的ですね。」
柴「ちなみにプラネタリウムに見立てたオルゴールなんかもありますよ。宇宙と音楽は結びつくものなのですね!」
ちなみに宇宙の音楽はこちらです。(動画約1分から音楽が始まります。)
●四次元宇宙シアター
理学部1号館「SCITAセンター」にて行われました。
3Dで立体的に見える迫力の映像で、宇宙のお話を楽しむことが出来ます。
ド迫力映像は見る価値ありです!
その他にも七夕にちなんで短冊コーナーや、スタンプラリーなど来場者が楽しめる企画がたくさん用意されていました!
山形大学の至る所に飾られている笹と短冊コーナーも小さな天文学者の会が用意したものだそうです。
たくさんの山大生の願望が書かれていますね~!
小さな天文学者の会は毎週土曜夜、やまがた天文台にて一般公開を行っています。
山形大学インフォメーションセンターにて受付をしています。
参加費は200円です。
星がきれいな山形の夜空。星のソムリエ®と一緒に宇宙の旅に出かけませんか。
2023年5月11日