7月4日に「キャンドルスケープinやまがた」が行われました。
毎年、夏至と冬至の頃に合わせ全国規模で開催される「100万人のキャンドルナイト」。
「キャンドルナイト」とは:世界的に展開されているスローライフ・ムーブメントである。「電気を消してスローな夜を」をテーマに、みんなで一斉に電気を消してキャンドルを灯そうという全国的なイベント。省エネや地球温暖化防止という側面もある。
この世界的なイベントが、毎年山形でも開催されています!
このイベントでは山形市6つの会場がたくさんのキャンドルで彩られます。
そして会場ごとに違ったイベントがあります。
例年通り、山大小白川キャンパスにおいてもイベントを開催しました。
山大のイベント内容は、「キャンドルナイト&浴衣で天文台」です。
キャンドルナイトは山大・小白川キャンパス周辺振興会の主催、浴衣で天文台はNPO法人小さな天文学者の会の主催により行われました。
今回は前編という形でキャンドルナイトの様子をレポートします( ˘ω˘ )
まだ外も明るいうちにキャンドルの点灯作業が始まりました。
山大・小白川キャンパス周辺振興会の皆さんと山形市立第五小学校、第八小学校の子供達が協力して点灯しています。
小学生たちが授業中に作成したキャンドルには、1人1人の願いが書かれています。
こちらのキャンドルはペットボトルを利用したリサイクルキャンドルです。
今回使われたキャンドルは、七日町商店街の飲食店から出た廃食油や使用済みのペットボトル・空き缶・空き瓶・コピー用紙、お寺やご家庭で使い残したロウソクなどの廃品を再利用して作られたものだそうです。
全てのキャンドルに明かりが灯った頃、山形大学音楽系サークルによる「スローライフコンサート」が始まりました。
最初にアカペラサークル「Smile」さんの素敵な歌声
。
次に山形大学吹奏楽団さんのアンサンブルの心地よい音色に癒されました。
徐々に日が暮れ暗くなってくるとキャンドルの明かりが幻想的な雰囲気を創りだしていました。
こちらは星型に並べられているキャンドル!とても綺麗です。
来場した観客のみなさんもゆったりとした時間を過ごしていました。
毎日当然の如く明るい電気に囲まれている私たちの生活ですが、
たまには電気を消してろうそくを灯し、ゆったりとたくさんのことに思いを巡らす…
そんな非日常的な夜も素敵ですね。
2023年5月11日