12月8日と9日に行われる模擬裁判公演。
Part.2の記事では、広報活動に携わるメンバーに取材しました。
今回は公演を支える数あるセクションから、
ほぼすべてのチーフにお話を伺いました✨
その数、なんと9人!!
皆さんはどんな想いを持って活動を行っているのでしょうか?
Q:受付セクションとは?
言葉の通り、お客様の受付ということで公演当日にチケットをもぎったり、
パンフレットを渡したりします。
Q:大変なことはありますか?
あまり集まる機会がないので、
いかに短期間で完成度の高い接客をできるようにするかどうかに懸かっていると思っています。
どうやったらメンバーみんなに自分の意思を伝えて、
みんなが綺麗に揃ってお辞儀できるかなどを考えることが大変なところですね。
Q:気を付けている・工夫している点
まず、公演当日は絶対に失礼がないようにと気を付けています。
自分は受付セクション3年目で先輩方から教わってきたことがたくさんあるので、
その知識をすべて後輩たちに伝えるように心掛けています。
Q:委員会の好きなところ
全体的に賑やかで、普段はわちゃわちゃしてますが、
ちゃんとリハーサルなど締まった活動もしているし、
様々な活動を行っています。
それこそ自分は広告チーフもやっていたので、
企業さんに電話してパンフレットへの広告掲載依頼などもしていました。
依頼の電話など普通に大学生活を送っていたら経験できないこともできるし、
暇なとき、一緒にご飯食べに行ったり遊んだりできる友人がいて交友関係も楽しいし、
賑やかなところと真面目と言いますか、
ちゃんとしたメリハリがあってそういうところが楽しいなと思って3年間活動できたところですね。
Q:作り手としてのこだわり
受付というセクションを作るということでしたら、
チーフとして全体にやりやすい空気を作るように心がけています。
みんなできるだけストレスがないように、でも締まるときは締まる、
オンオフをしっかりできるようなセクションにしたいなと思っていて、
全体の空気感を意識して受付セクションを作っています。
Q:委員会に懸ける想い
卒業された先輩や4年生の先輩の公演にかける意気込みを感じていました。
それを見て3年間活動してきたので、
まず、自分たちの代でそれが崩れないように先輩たちがやってきたことを引き継いで、
さらに、自分たちでより良くもうちょっと進歩した公演になればいいなと思って、
この1年間活動してきました。
Q:最後に一言
ご来場お待ちしています!
Q:記録セクションとは?
普段は、みんなの活動している姿を写真に撮っています。
公演の時は、会場の一番後ろでビデオ撮影をしたり、
各セクションのチーフに意気込みを聞いて、
そのビデオ撮影もしたりしています。
Q:大変なことはありますか?
記録は写真を撮るときにみんなとコミュニケーションが取れるので、
コミュニケーションを取るために、
より多くの人を撮るように心掛けるのが割と大変ですね。
Q:気を付けている・工夫している点
公演当日、劇のこのシーンをアップで撮ってほしいなどの撮影要望があるので、
私もシナリオをよく読んで要望と一致した撮影ができるように工夫しています。
Q:作り手としてのこだわり
みんなの自然体を撮影できるようにしています。
Q:委員会の好きなところ
委員会は代替わりして3年生が主体となってから1年間の活動期間があるのですが、
3年生だけが主体ではなく、
1・2年生に仕事を割り振ることが出来て、
みんなで協力している感じがあってすごく良いなと思います。
Q:委員会に懸ける想い
1年生から3年間活動をずっと頑張ってきたので、
さらにみんなで楽しく頑張って、公演を成功させたいと思います。
Q:最後に一言
みんなの楽しそうな姿を、撮る側も撮られる側も楽しく、
頑張って活動していけたらなと思います。
Q:音響セクションとは?
劇中の舞台転換の時に流す音楽や効果音を決めて、
それを公演で流します。
Q:大変なことはありますか?
今回は効果音をいくつか入れていて、
キャストの演技と息を合わせて音を流さないといけないところがあるので、
そこがちょっと大変なところですね。
Q:気を付けている・工夫している点
舞台監督や演出と一緒に劇中の音を全部決めたのですが、
音は劇の雰囲気をガラッと変えるものだと思うので、
その一つ一つを選ぶことにはすごく時間を割きました。
音の入れ方によっても雰囲気が変わるので、
そこは気を付けてやっています。
Q:委員会の好きなところ
私は1年生のときからずっと活動してきて、
学年が上がるごとに仕事も責任も増えてきました。
一緒に活動する仲間がいるからこそ、
公演という1つのものを作り出せると思うので、
そういう部分が好きです。
Q:作り手としてのこだわり
今年のシナリオは私の中でもビビッときたというか、
この公演はぜひいろんな人に観て頂きたいと思いました。
とても面白いシナリオになっていて、
それを委員会みんなで支えていけるように組織されていると思うので、
全員で作り上げていることが伝わればいいな、と思っています。
Q:委員会に懸ける想い
公演は3年間活動してきた集大成なので、
過去一番のものにしたいという想いと、
音響としてだけではなく、
いろんな面でサポートしつつ全力でやり切りたいという想いがあります。
Q:最後に一言
法律は一般的に遠い存在だと思います。
私も以前は裁判や法律に興味が湧かなかったのですが、
委員会を通して関わることが出来ました。
皆さんの裁判や法律を知るきっかけの1つが、
模擬裁判公演を観に来ることであってほしいなと思うので、
是非お越しください!
Q:スライドセクションとは?
裁判劇中では難しい単語が多く使われるので、
単語の解説やポイントを会場の右側にあるスクリーンに映しています。
難しい部分でも皆さんにわかりやすいように噛み砕いたスライドを作っています。
Q:大変なことはありますか?
今回は刑事責任能力がテーマということで、
難しい単語が多く内容も複雑で、
例年よりスライドの枚数も増えています。
去年は、劇のテーマが虐待で約70枚だったのですが、
今年は約150枚で倍くらいになっていますね。
解説を作る側なので、ある程度知識を持ったうえでスライドを作成するのですが、
裁判劇を初めて見る人の目線に立って作るのは難しいなと思いました。
Q:自分で調べて解説を作成するのですか?
そうですね、私は経済・経営コースなので法律コースの友人に聞いたり自分で調べたりしました。
スライドに打つことができる文字数が決まっていて、
その中に簡単にわかりやすくまとめるのが少し難しいなと思いました。
Q:気を付けている・工夫している点
短く簡潔にまとまっていて、なおかつ分かりやすくするように気を付けています。
あとは劇中で主張したいポイントなどに色を付けたり、
下線を付けたりして見やすくしています。
一般的に裁判劇は少し難しいという先入観があると思うので、
途中でワイドショーのテロップのように切り替えて、
劇の内容が難しいからという理由で飽きてしまうことのないように工夫しています。
Q:作り手としてのこだわり
劇が2時間と映画1本分くらいのボリュームがあるので、
飽きられないようにという部分を一番考えています。
内容がわからなくて飽きられてしまうのはなんとしても避けたいですね。
物語を作った人の伝えたかったことが伝わるように手助けできればと思っています。
Q:委員会の好きなところ
同じ学部の友達がたくさんいることです。
逆にぶつかり合うこともありますが(笑)
お互いの立場や状況を知っているからこそ分かり合える部分があると思うし、
みんなで同じもの作っているというところがすごくおもしろいなと思います。
Q:委員会に懸ける想い
今年は所属して3年目ということで、
スライドを作る立場として様々な困難もありましたが、
一人でも多くのお客さんに私たちの集大成を観てほしいと思っています。
Q:最後に一言
600人という目標を掲げて毎日広報活動なども頑張っています。
シナリオを中心として作成した最高傑作の劇ですので、ぜひ観に来てください!
Q:照明セクションとは?
その名の通り舞台照明を扱います。
客席の2階席より上にある部屋で操作盤を扱ったりピンスポット扱ったりしています。
Q:大変なことはありますか?
照明は会場にある器具を使って操作するので、
公演の前日にならないと実際に操作することができません。
数あるセクションの中で一番短期決戦型なところと、
少しでも間違うと舞台に大きな影響が出てしまうところが怖くもあり大変なところですね。
Q:気を付けている・工夫している点
前日準備の段階でないと操作練習ができないので、
きちんと事前準備するように心掛けています。
今年から始めたこととしては、
照明の操作をシーンごとに図示した照明パターン表や、
手作りの照明操作盤を使って操作の練習をしました。
模擬操作盤は紙とホワイトボードを使い、
磁石を動かすようにすることで実際の操作盤を再現しました。
演出が想像しているものをそのまま舞台照明で表現できるように、
事前にできることはやろうと思っています。
Q:委員会の好きなところ
団体そのものも好きだし、
情熱のある人や協力的な人が多いところがとても好きです。
今年から新しいことを始めたセクションも多く、
委員会に対して熱のある人が多いので、
私も頑張らなきゃという気持ちにさせてくれますね。
本当に尊敬できる人ばかりです。
Q:今年から新しく始めたこと
シナリオセクションでの勉強会の数を増やしたり、
パンフレットセクションでも勉強会を新しく取り入れたりして、
例年より会議を増やして話し合いを重ねています。
広報・広告セクションも昨年度にはなかったポケットティッシュ配布を始めましたし、
本当に様々な新しいことを始めています。
Q:委員会に懸ける想い
先輩方が長年続けてこられた伝統のある模擬裁判公演を繋げつつ、
45代らしい個性あふれる公演になったらいいなって思います!
そのために私も最後まで自分のできることを精一杯頑張りたいと思います!
Q:最後に一言
表舞台に立つキャストはもちろん、
照明や音響、スライド等のセクションも頑張っているので、
観に来て頂けると嬉しいです。
Q:大道具セクションとは?
主に舞台転換の際に道具運びを行います。
チーフとしての仕事は、大道具セクションのメンバーを引っ張っていく感じです。
Q:大変なことはありますか?
大道具セクション内でチーフとして人を引っ張っていくことや、
メンバーの上に立つことが難しいなと思いました。
Q:気を付けている・工夫している点
活動を行うときはしっかりやるように心がけています。
また、後輩たちとなるべく親しく接するようにしています。
Q:作り手としてのこだわり
公演当日は、スムーズな舞台転換をしたいと思っています。
Q:委員会の好きなところ
今は自分が一番上の立場ですが、
先輩方にとても良くしてもらったこともあって、
後輩と先輩の縦の関係が良くてとても仲がいいところがすごく好きです。
Q:委員会に懸ける想い
歴代でずっと超えられなかった、
来場者数600人の壁をこ超えられたらなと思っています。
Q:最後に一言
仕事頑張ります!
Q:パンフレットセクションとは?
主にパンフレットの作成を行っています。
パンフレットは公演の日に配ってお客様に見ていただくので、
より丁寧に作成しました。
Q:大変なことはありますか?
今年に関してはテーマが難しかったこともありまして、
テーマの内容を理解するのに時間が掛かったなと思います。
また、資料がなかなか集まらずにパンフレットの作成自体に時間が掛かったところが大変でしたね。
Q:気を付けている・工夫している点
自分たちもテーマの理解に時間が掛かったので、
表や図を用いてお客様がより分かりやすいパンフレットを作成するよう心掛けました。
Q:作り手としてのこだわり
一に読みやすく、二に本当にわかりやすく、
その2点に尽きるかなと思います。
Q:委員会の好きなところ
学年分け隔てなくみんなでわいわいできるところですね。
そこが一番楽しいところかなと。
時には真面目、時には楽しく、
メリハリがはっきりついてるのがこの委員会かなと思います。
Q:委員会に懸ける想い
今年の目標である来場者数600人というのが過去最高の来場者数なので、
まずは過去最高の人数を達成できるように、
できることを精一杯やっていきたいなと思います。
Q:最後に一言
公演もですが、
自分たちが作成したパンフレットも見ていただければありがたいと思います。
Q:情報セクションとは?
ホームページの更新やSNSでの活動内容の報告、
宣伝活動を行っています。
Q:大変なことはありますか?
公演が近づくにつれて活動も増えてSNSを更新する内容もたくさんあるので、
それを遅れないように発信していくのが大変ですね。
Twitterは毎日更新していて、
その他のSNSも随時更新しています。
Q:気を付けている・工夫している点
毎日更新することと、
写真をつけることで活動内容・活動風景をわかりやすく伝えるように心がけています。
Q:今年の新たな取り組みは?
情報は広報セクション等と連携をして、
キャスト以外のメンバーについてもどんな活動をしているのかを伝えるようにしました。
Q:作り手としてのこだわり
今年は来場者数600人という目標があるのですが、
SNSはとても発信力があるので、
目標達成のために重要な役割を担っていると思います。
宣伝効果が上がるように、
SNSの更新頻度を上げるようにしています。
Q:委員会の好きなところ
同じ学部、学科の学生がこんなに集まって活動している団体は他にないと思うので、
そのつながりを大切にしているところが素晴らしいなと思います。
Q:委員会に懸ける想い
今年は来場者数600人を絶対に達成します!
Q:最後に一言
見に来てください!
Q:小道具セクションとは?
小道具は舞台に立った時に、
キャストの顔に照明の光が当たると白飛びして見えなくなってしまうので、
それをはっきり見えるように舞台メイクを行っています。
Q:大変なことはありますか?
今年はキャストの人数が多いのですが、
メイク時間は決まっているので、
いかに時間配分を考えてメイクしていくかが大変ですね。
Q:気を付けている・工夫している点
メイクを時間内に終わらせるのが少し厳しいと思ったので、
例年はキャスト1人に対して1人小道具が付いていたのですが、
今年は舞台メイクと同時に髪型もセットできるように手が空いているメンバーが手伝うようにしています。
基本は1時間メイク時間を取っているのですが、
舞台メイクに慣れていなかったり、
しわや白髪を描いたりすると結構時間がかかるので、
お互いに手伝いながら行っています。
Q:今年の新たな取り組みは?
小道具とキャストでモチベーションの違いが生じないように、
小道具のメンバーでキャストの練習を見に行きました。
少しでもキャストの活動を知ることで、
小道具のモチベーションに繋げられたらなと思っています。
Q:作り手としてのこだわり
キャスト自身がすごく役を作りこんでいて、
キャストそれぞれの役作りプロフィールというものを書いてくれているので、
それを読んで、気が強い役であればアイラインを濃くしたり釣り目にしたりします。
髪型も、キャリアウーマンならビシッとするなどしていますね。
Q:委員会の好きなところ
ひとつの公演という目標に向かって100人以上が動いていることが素敵だなと思います。
Q:委員会に懸ける想い
まなみと同じく!頑張ります!
Q:最後に一言
みんなきてね~!
みなさん、ありがとうございました😊
それぞれ違った方向の仕事を行なっているみなさんですが、
目指すところには共通点を感じました。
公演までラストスパートですね!
次回は、模擬裁判実行委員会の委員長と副委員長が登場します!
<第45回模擬裁判公演ポスター>
<問い合わせ先>
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2023年5月11日