7月15、16日に劇団めざましどけいさんの公演
「SとFのワルツ」が行われます。
作:古城十忍 演出:小林龍
日時:7月15日(金)18:00~
16日(土)13:00~/18:00~ *開場は開演の30分前です
場所:生涯学習センター遊学館2Fホール
チケット:前売り券400円 当日券500円
お求め先:八文字屋POOL 山形中央プレイガイド 山形大学生協カウンター
*車でお越しの方は県営駐車場をご利用下さい。駐車券を1F受付に提示されますと、割引券が受けられます。
今回は主に「SとFのワルツ」についての魅力を皆さんに伝えるべく、劇団めざましどけいで代表を務める理学部生物学科2年・大山笑美(おおやまえみ)さん、「SとFのワルツ」で演出を担当される人文学部法経政策学科3年・小林龍(こばやしりゅう)さん、そして「SとFのワルツ」で主役を担当される人文学部人間文化学科1年・加藤麻友子(かとうまゆこ)さんに取材させていただきました。
まずは、劇団めざましどけいの代表大山笑美さんのインタビューからです。
Q1.今年1年生は何人入りましたか。また1年生が入って劇団の雰囲気が変わった事はありますか。
A1.今年1年生は8人入りました。1年生の元気さに圧倒されています(笑)
大学入りたてのウキウキ、ワクワクした感じが伝わってきてこちらも元気になります。
Q2.毎回の公演の前、皆さんが緊張している時に行う儀式のようなものはありますか。
A2.本番前に皆で握手します。役者同士で後輩、先輩関係なく舞台袖で挨拶し握手し合います。
後、最後の公演前は本番前に自分の好きな音楽を流してもらって自分のスローガンを叫んだりします。
Q3.劇団をまとめる上で大変だった事はありましたか。
A3.あまりないです。
劇団めざましどけいは良い人が多いのでまとめようと思わなくてもまとまってくれるので助かってます。
次は、「SとFのワルツ」の演出を担当される小林龍さんです。
Q1.「SとFのワルツ」のあらすじについて教えて下さい。
A1.「人は過去の記憶にどこまで左右されうるのか?
主人公・早智子は『ヘンゼルとグレーテル』を元にエッセイを書き始めるが、次第に過去の記憶を反映させた物語になっていく...苦しみ、拒食と過食を繰り返す早智子。彼女の運命は如何に」 といったような内容です。
Q2.「SとFのワルツ」で特に注目して欲しい見所を教えて下さい。
A2.台本の中では早智子の心情、そして「SとFのワルツ」では拒食と過食というテーマを意識しました。
早智子の過去も絡みながら、物語が進むににつれて早智子が何を溜め込み、吐き出した結果、何を見つけられたのかというのががこの物語の本質、核の部分だと思っています。演出する上でお客さんにそれを伝える事ができたら良いとおもっています。
Q3.「SとFのワルツ」の中で特に意識した点、注意した点は何ですか。
A3.台本が難しい内容なので観ている側に理解してもらうためにいかに分かりやすく表現するかという事が課題でした。また、1年生はほとんど演劇経験がなく大変でしたが、物語の本質を理解してもらうために意識してきました。
続いて「SとFのワルツ」で主役を務める加藤麻友子さんです。
Q1.今回初出演、初主演という事ですが練習の中で特に苦労した事はありますか。
A1.動きについてよく指導されるので動きには特に気をつけています。感情先行があってからの動きなので動きをつけようと思って動くのではなく、感情があってからの動きなので周りの雰囲気作りから始めて動かなければいけないのが一番難しいと思っています。
Q2.今回演じられる「SとFのワルツ」の主人公・早智子はどのような人物でしょうか。
A2.近しい人に自分を見て欲しい気持ちが強い人物なのだと思います。先入観が強くて、長い間周りをフィルターをかけて見ているような所があります。自分本位で周りの話をあまり聞かず、自分の作りこんだ世界にどんどん入りこんでしまうような人物です。その狂気な感じを出せればいいなと思っています。私を気の狂った人だと思ってもらえれば嬉しいです(笑)
Q3.今後も公演に出演されると思うのですが、演技において目標にしている先輩もしくは芸能人がいたら教えて下さい。
A3.私はまだ劇団に入ったばかりでよく先輩のダメ出しを受けるのですがそのダメ出しがどれも適切なので先輩の方々は皆素晴らしいと思います(笑)これといってこの人というのはないです。芸能人で言えばこの前テレビ番組で出ていた宮沢りえさんが舞台上で燃え尽きるような演技をなさると聞いたので、私もそのように演技したいと思いました。
最後に皆さんに自分なりの目標&お客さんに一言をお願いしました!
大山さん
1年生が楽しみ、観ているお客さんに楽しんでもらえる事が目標です。
今回の7月公演は1年生がたくさん出ている新入生公演になっておりますのでぜひ若さ溢れる劇を観に来て下さい。お願いします。
小林さん
役者の魅力を引き出すために頑張ってきました。
演劇に興味を持ち、劇団めざましどけいの門をたたいてもらった1年生のためにも先輩としてその期待に答えたいと思っています。なので1年生主体の7月公演で演劇を楽しんでもらえる事が1番だと思っています。本番では1年生の心の叫び、精一杯の演技を肌で感じてもらえれば幸いです。
加藤さん
「出し切る」という事を目標にしたいと思います。私は劇中ものを食べるシーンもあるのですが、逆に痩せたと言われるくらい出し切りたいと思います(笑)
私を気の狂った女だと思って下さい(笑)
取材は以上です!皆さんに熱く語っていただきました!!
ぜひ公演に足を運び、彼らの熱気を肌で感じて下さい(^^)
2023年5月11日