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【サークル紹介:山形大学混声合唱団】合唱の魅力って…何?

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突然ですが、小さい頃”合唱”ってやったことありませんか


学校の行事などで、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。自分なんかは先生に無理やりやらされていたこともあって、あれ以来、まったく関わりがなくなりましたね。

 

 

 

そんな自分とは対照的に、その面白さに魅了され”合唱”に情熱を傾ける学生達がいます。

 

今回は、そんな学生たちが集まる合唱団に取材を行いました!!!


代表の遠藤さん、学生指揮者を務める小林さん2人に、活動についてはもちろんのこと、自分も含めて多くの方が気付けていない合唱の魅力について詳しくお話を伺ってきました。


 

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ヤム)まず、人数や活動頻度など、サークルの基本的なことについて聞いて良いですか?

 

遠藤)小白川、米沢、飯田と、他大学の山形県立保健医療大学からメンバーが集まるんですけど、今年でれない人も含めると人数は30人行くか行かないかぐらい。先輩とか出れない人を含めるとそれくらいで、今年の主要メンバーは23人ですね。練習は最近だと週3回で、コンクールや合唱祭に出たり、学祭や定期演奏会で披露しています。

 

 



「合唱の楽しさ」

 

ヤム)二人とも、だいぶ前から合唱をやってきたということですが、どういった所が面白くて続けているんですか?

 

遠藤)こう、合唱って声を出すのが11人じゃないですか。それを合わせていく作業があって、ジグソーパズルじゃないんですけど、それで最後出来上がるのがすごいですよ。正しい発生の声が複数あると、一つになるんですよ。

 

ヤム)一つになる?

 

遠藤一つになるんです。

 

 

 

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小林)みんな集まると、絶対1人じゃ出せない声がだせるんですよ。しかも、それが1つの音じゃなくて、合唱だからパートごとに違う音があって、それらを微調整していくと、なんか、ある一点で、すっごい良い音する時があるんですよ。その時、自分達でもわかるようなハァッー!!っていう喜びが良いんですよ。やってて。

 

遠藤)なんか、俺が聞くと、虹色に聞こえる…。

 

小林ワァッ(笑)。

 

遠藤)なんか、ホントに虹色の音に聞こえるんですよ。もう、部屋中に響くし、頭の中にも響くし、パーッってしたやつが決まるんですよ。それが、たまらんのですよ。

 

ヤム)なんか、1つにカチッとハマる音みたいなのがあるんですね。感覚的にわかるんですか?

 

小林)やっていくと、わかってくるって感じですかね。でも、本当にその音が決まれば、たぶん聞いててもわかると思いますよ。

 

 

 

 

 


「聞く面白さ」 

 

ヤム)歌う側としては、そういう楽しさがあるんですね。逆に、合唱を聞く側はどういった面白さがありますか?

 

小林)合唱には、一人の歌では出せないような音圧があるんですよ。その、人数に関わりなく、上手い発声でやれば、なんか、こう来るんですよ、聞いてて。響きがあるなっていうのを聞けると面白いんじゃないですかね。

 

遠藤)たしかに、ハモってるのを聞いているのは楽しいと思うんですよ。

 

小林)なんか、綺麗だなって。

 

ヤム)音の綺麗さですか。

 

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遠藤)あとはやっぱり、その曲を知っておくと、また楽しめるっていう。音楽っていうのは、思いを伝えるものですから。伝わってくる思いみたいなのを、“ふむふむ、そうだな”みたいに。たぶんそれは歌詞とか作曲者の成り立ちとかをわかってないと聞けないんですけど。

 

ヤム)歌う側も曲の意味とか背景も意識して歌っているんですか?

 

小林)いやぁ、何が伝えたいのかってやっぱり大事じゃないですか。まあさっき言ったみたいに、ただ聞くだけの音の綺麗さみたいなところはあるんですけど、メッセージ性が一曲一曲あって、自分たちが何を伝えたくて、どうして歌うのかっていうのをわかった上で歌うと、聞いてる人もそれがわかって楽しいと思います。

 

遠藤)まあ、ただ歌を聞く分には、ハーモニーが綺麗だなっていう楽しさがあるんですけど、もっと深く聞いていくと、そういう思いみたいなのもわかるんじゃないかなって。

 

ヤム)音の綺麗さだけでなく、それ以外の表現。

 

遠藤)そういう部分ですね。そこも聞いてもらえたら、うれしいね。

 

小林)ね。

 

 

 

 

 


「今後の目標」

 

ヤム)最後の質問になるんですけど、今後の目標を。まあ、最近コンクールで金賞を取ったということで、次のステップがあると思うんですけど。

 

遠藤)次のステップ…。出来れば我々としては、結果のために頑張るじゃなくて、過程を楽しむという。そして、得られるものがあれば良いんですけど、過程を思う存分楽しみたいなあと。大会に向けては。

 

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小林)同じです。ちなみにですけど、音楽の評価って難しいんですよ。審査委員がいるんですけど、その人たちでも評価には好みとか入っちゃうんですよね。だからといってそれに合わせていくのではなく、本当に自分たちが楽しそうに演奏して、合唱って楽しんだなって思えてもらえたら良いと思っています、私は。

 

ヤム)過程を大切にして、結果はそれについて来たら良いと。

 

小林)そうですね。妥協ではなく。

 

遠藤)決して妥協ではなく。


ヤム)なるほど、わかりました。以上で終わりになります。いろいろお話していただきありがとうございました!

 

 

 

 



取材前に練習を見学させていただきました。和やかな雰囲気の中、それぞれ音の微調整をしながら、理想の音を試行錯誤している姿が印象的でした。

 

まさしく”音楽と向き合っている”という言葉がピッタリの光景です。


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いかがでしたでしょうか?合唱って奥深いんですね。


この奥深さを味わってみたい方は、12月に大学の近くで定期演奏会がありますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

<定期演奏会についての情報はこちら!>

【告知】山形大学混声合唱団第65回定期演奏会

 

<合唱団の活動情報はこちら!>

【HP】

http://yamadaikon332.web.fc2.com/index.html

【ツイッタ―】

https://twitter.com/yamadai_chorus

 

DSC_0011.JPGのサムネール画像のサムネール画像

 

合唱団のみなさん、本当にありがとうございました!!!

 

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