国際理解(海外研修) |
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農学部で人気の授業の一つ「国際理解(海外研修)」を、
先日5月31日(木)に行われた、前年度3月ベトナムでのサマースクール成果発表会も交えて
ご紹介いたします。
山形大学農学部は、インドネシア・モンゴル・中国・韓国・チリ・ベトナムなどの、
様々な大学と交流協定を結んでいます。
この「国際理解」では、夏休みや春休みなどの期間を使って、そのいづれかの交流協定大学に赴き、
4泊5日以上の日程で研修先の文化や歴史を学びます。
旅費には、ある程度補助が出るとのことです。
そして先月31日木曜日、学内の受講希望生徒への説明や受講者の成績評価を兼ねた、
前年度3月のベトナムで行われた国際理解、サマースクール成果報告会が開かれました。
この時の「国際理解」は、交流協定大学であるハノイ農業大学にて英語でプレゼンをした後、
農村のナムディン、そして都会のホーチミンへと、10日間かけて南へ下りました。
10日間の日程で、飴工場やベトナム戦争の本部となっていた()トンネル、などを訪れたそうです。
報告内容は、ベトナムの子どもたちの現状か果物、ベトナム戦争、美脚事情までさまざま。
飴工場の飴の余りを、ベトナムに同行した塩野先生が、
成果発表会参加者に振る舞いもしてくれました。
1時間余りの発表会でしたが、写真を使ったスライドで、
ベトナムの方々と交流した楽しい思い出や、言語の壁で感じた悔しい思い出などを発表しました。
この授業の担当教員は定まっていませんが、
前年度3月に行われたベトナムでの「国際理解」を担当された
安全農産物生産学コースの佐藤智先生は、
「旅費などである程度の補助を受けられることから、
安めの海外旅行といった感じで希望する生徒は例年多いです。
しかし、あくまでも『国際理解』という授業であるということを念頭に置いて、
楽しい思い出を作るだけではなく、真剣に学ぶ姿勢で取り組んでほしいと思います。」
とおっしゃっておられました。
農学部の皆さん、実り多い授業「国際理解(海外研修)」に、ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。
なお、本授業のシラバスはこちらよりご覧ください。